2019/04/01 21:25
~初春の令月にして気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫す。~
ついに新しい元号「令和・れいわ」が発表されましたね。
「令和」の出典は日本最古の歌集、万葉集の梅の花の歌32首の序文から引用したものです。
意味は、「初春のよき月夜で、空気は澄んで風は穏やかで、梅は女性が鏡の前で白粉のふたを開けたように花開き、梅の香りは通り過ぎた女性のにおいふくろの残り香のように漂っている。」
万葉集にもあるように、日本では昔から香木などが衣服の防虫・加香として、時にはラブレターの香りづけとして用いられてきました。
柔軟剤、香水も華やかでいいけれど、
この機会にぜひ、長い間 日本で親しまれている香り袋(ボタニックサシェ)を楽しんでみませんか?
ほんのりと甘く爽やかな香りがするこのさくらのサシェは、クローゼットや引き出しなど狭い場所にしまい
ほんのり香りを楽しむ暮らしのアイテムです。
春の時期にぴったりな桜の形をしたボタニックサシェは贈り物としても喜ばれます。
渡すときに、「令和」の出典になった万葉集にも出てくるんだよなんて、一言添えてみてはいかがでしょうか。