リラックスをテーマにしたブランド「Petrichor・ペトリコール」と、オーガニックコスメブランド「SHIGETA」でインストラクターをしている千葉玲美さん。SHIGETAのインスタグラムでは精油の知識やマッサージ方法を動画で分かりやすく解説されています。ふんわりと柔らかい雰囲気で凛と話されるその姿を見て憧れる女性も多いはず。

お会いした時に「繊細な人がすき」と話していたのが印象的だった玲美さん。玲美さんの周りだけ時間がゆったりと穏やかに過ぎているような感覚になるのはきっと相手のことを想って接してくれているから。

自然体でありながらも周囲の人々を魅了する玲美さんにお話しを伺いました。

■プロフィール

千葉玲美（Remi Chiba）

リラックスをテーマにしたブランド「Petrichor・ペトリコール」オーナー。日々の"リラックスのかけら"としてハーブティースタンドを展開している。"身体を内側からケアすることで美しさを育む"という考えに共感してオーガニックコスメブランド「SHIIGETA」へ入社。同社ではインストラクターを務め、これまで約1万人のスキンケアとインナーケアのカウンセリングを経験

今までオーガニックコスメのインストラクターとして約1万人の方のスキンケアとインナーケアのカウンセリングをしてきたのですが、仕事や家庭のことで「リラックスしなきゃいけないのは分かっているけど」と不調があるのにリラックスすることにさえ力が入っている頑張りやさんで優しい方ばかりだったんです。

当時二十代後半で私自身も仕事が忙しく、家族や友人に会えない期間がありました。私のように大切な人と過ごす時間や自分を癒す時間を持てずにいる人が沢山いるのなら、私が少しでも誰かのリラックスのきっかけを作りたいし、リラックス感のある生活を体現できる人でありたい。そう思ったのがきっかけで、OEMなど大きく動かずにすぐに自分の力でできることはずっと生活に取り入れていたハーブティーを自分でブレンドして届けることだ！と青山の小さなハーブティースタンドという形でスタートしました。

Petrichorはディレクターとして「私が作った世界観でリラックスのかけらを届けること」SHIGETAではインストラクターとして「SHIGETAのメソッドを通して朝から元気でワクワクした女性を増やすこと」と目指すものが遠くはないので、インスピレーションやアイデアはどちらの仕事にも活かすと決めています。

PetrichorとSHIGETAでスイッチを分けていたときもありますが、今は「両方の活動をしている私だからできること」を意識するようにしています。

３つあります。

１つ目は美しい言葉や言い回し、仕草を自分のものにできるように、本を読んだり映画を観ること。２つ目が今日、「自分が心地よかったか？」を常に問いかけて、こんなことに気持ちがザワついたのかも。と気が付いたら、次からそれをしないこと。

３つめが出会った方の美しい部分（髪、肌、爪、洋服など）が目に入ったら「どうしたらそうなれますか？」と聞いて、できることはすぐに実践すること。誰かのケアが自分に合うとは限りませんが、試して良かったら私がまた大切な誰かに伝えて、美しさの連鎖が広まっているなと思うことがあります。

YES！もちろんです。朝起きてから、夜寝るまでに何度も違う香りを楽しみます。

アイテムだと朝はSHIGETAのボディー・マインド・スピリット。お昼はニールズヤードのウーマンズバランス。夜はLoのember remember と時間によって好きな香りが変わります。

雨の日の香り。ハーブティーを淹れているときの香り。精油単体だとホーリーフの香りが好きです。

優先順位をつけるなら家族ですが、友人、同僚、お客様…本当に人に恵まれているので、

今私の周りにいてくださる方へは「出会ってくれてありがとう」と常に思っています。 欲張りなのか、大切な人が沢山います。

ジュニパーです。人と会うときに「大切な人を元気づけたい！」というよりは「大切な人の疲れや不安、我

慢していることなどが少しでも軽くなるといいな」と思うことが多いので、浄化のハーブでもあるジュニパーがメインのこちらを選びました。フェミニンすぎずクール過ぎない洗練された印象の見た目も落ち着きがあって素敵だと思います。